日本の文化や言語、そして日本での生活や友情についての書かれた回想録のようなジャンルが好きなら、この読書会がオススメです。
無料
このイベントが終わったが、録音リンクを後でアップロードします。
このイベントについて
このオンライン読書会は本の著者であるサラ・ジダとナタリー・ハミルトンによって運営されており、ここでは本を読んだり本についての議論が行われたりしています。ぜひ参加してみてください!サラは執筆したハイブリッド回顧録「Dearest Enemy」(最愛の敵)から抜き出した一部分を、ナタリーは出版した革新的な言語入門書「The Kanji Code」(漢字コード)から漢字のレッスンを少しだけ披露してくれる予定です。その後、彼女らへの質問コーナーとなっており、日本での執筆や生活についての質問に答える時間が設けられています。
サラとナタリーは2004年、ESLの教師として日本の大分県で出会い、二人とも書くことが大好きだったため、仲良くなっていきました。何年か後に、二人はJETプログラムでの人生を変えるような経験から刺激を受け、本を出版しました。現在、オーストラリアとアメリカという相対的な場所から、二人は日本という国とその文化に刺激を受けた本をオンライン上でシェアしています。一緒に日本語の文化と言語について勉強しましょう!
予定表
- 紹介
- 本の読み聞かせと漢字のレッスン
- 質問コーナー
ズームのリンクはイベントの前にお送りします。参加できない場合でも、登録するとレコーディングにアクセスできるのでぜひ登録だけでもしてみてください!
当イベントの景品! 事前に質問、または登録で本の無料コピーが当たるかもしれないのでぜひ挑戦してみてください。
サラ・ジダと「Dearest Enemy」(最愛の敵)について
サラ・ジダは様々なジャンルやメディアで執筆活動をしています。彼女の執筆は「The Huffington Post」や, 「Architecture+Design Museum」, 「MARY:A Journal of New Writing」, 「Sushi and Sake Magazine」,「@feast.and.fables」、そして「the Hollywood Fringe Festival」などに掲載されています。武道の本の編集者として数年間、働いていた経験があります。その後、執筆していないときは、革新的なデジタル製品と双方向性のある経験を提供するユーザー体験および戦略のコンサルタントとして働いています。
彼女が初めて出版した「Dearest Enemy : a friendship」(最愛の敵:友情)という本は、ネメシスが友人のフォーのために結婚式で披露する一風変わった詩を書く際に直面した課題についての独創的な詩でありハイブリッド回想録でもあります。著者が日本に住んでいたときに書いた、実際の印刷物とデジタル通信に基づいた物語であり、2つの大陸、2つの都市、2人の女性、そしてそれらの間の絶妙かつ予期のできない言葉の軽妙なやりとりについての興味深い物語が織り交ぜられています。
ナタリー・ハミルトンと「The Kanji Code」(漢字コード)について
ナタリー・ハミルトンは、ウェスタン・シドニー大学でテクノロジー翻訳の講師として働くかたわら、日英翻訳者としても働いています。高校で日本語を勉強したのち、2004年、大分県の中津という静かな田舎町に移った際、日本語への情熱に再び火がつきました。JET (日本交流・教育)プログラムに参加し現地で英語教師として4年間働き、そこで忘れられないほどの貴重な経験をしました。日本を離れた後、ナタリーはマッコーリー大学で翻訳修士号を取得し、富士通、無印良品、ソニで技術およびマーケティング関連の文書を翻訳した経験もあります。
中級レベルの日本語学習者は 「音読み」 という言葉に聞き覚えがあるでしょう。彼らにとって漢字の読み方を覚えることは、日本語の読み方を学ぶ上で最大の難関の一つであると言えます。漢字コードには、この漢字学習の難しい側面に直面した際に役立つ様々な情報がたくさんあります。この本は、ナタリーが日本で勉強していたときに行った研究に基づいている制作されています。漢字を覚えることの難しさをなくし、楽しくすることを目的にこの本が作られました。
JET (Japan Exchange and Teaching) Programme: JETプログラムについて
JETプログラムは、日本と諸外国との草の根の国際交流を促進することを目的としています。JETプログラムは主に世界中の若い大学卒業者を招致し、地方自治体、教育委員会及び全国の小・中学校や高等学校で外国語教育や活動に携わってもらっています。今年で33年目を迎え、これまでに75カ国から7万人以上がJETプログラムに参加してきました。
南カリフォルニアとアリゾナのJET同窓会がこのイベントを企画してくれました。ありがとうございます!
菜多梨